段差解消機を使う

Health care

段差解消機とはどのようなものか

車いすに乗ったままでは玄関など数十センチの段差を超えることは難しく、その解消のために設置されたスローブも、介助者なしでは上がることができませんし、スペースが狭い場合には設置ができず、大規模な改造工事が必要となります。段差解消機は屋内や屋外問わず設置できるほか、スローブよりも必要とするスペースが小さくて済み経済的です。段差解消機には電動式でスイッチ操作により動かすタイプもあり、上腕の機能に問題がなければ車いすの上からでも操作が可能です。介助者なしでの外出も可能となり、自立した生活ができるようになります。

介護保険でのレンタル利用

段差解消機は様々なタイプのものが販売されており、個人の住宅はもとより、大規模な商業施設や公共施設など多岐にわたる場所に導入されています。油圧式のものは、高い段差の昇り降りに有効で、また音が静かなことから公共施設などで設置されています。ネジ式と呼ばれるものは、インバーター制御で省エネルギー設計となっており、また工事が短期間ですむなどの利点があります。また2003年4月の介護保険制度の改正により、福祉用具貸与の対象に移動用リフトとして段差解消機が含まれるようになりました。通常設置する場合は導入するだけで数十万円の費用がかかりますが、レンタルを利用することで介護保険の適用により、一割の負担で利用することができます。